奇跡のCrown-K-Cut

ほかのダイヤモンドよりも大きく見える理由

上から見ると、ひとまわり大きい。クラウンから光が戻るから、明るい部分が広く感じる。

William-LennyDiamondに施されるCrown-K-Cut(特許出願中)は、一般的なダイヤモンドよりも理論値で確実に数倍明るく、正面からの大きさは見た目にひとまわり以上広い面積に仕上げてくれます。

ダイヤモンドの反射光を写真撮影すると、ここまで違います。

ダイヤモンドは電球と違い発光体ではありません。 強い光を受けるとダイヤモンドは透明感ある深い暗さを感じます。 多く の方々はキラキラと白く光るきめ細かな表面反射をダイヤモンドの輝きだと誤解されています。しかし、本当は力強く柱のような反射光が、天然ダイヤモンドの輝きなのです。 その輝きは、ブランド名や価格で決まるものではなく、ダイヤモンドカッターと呼ばれる研磨職人が、巧みの技を駆使し、極めて正確にカットされることで生まれるのです。

Crown-K-Cut誕生秘話

1919年、21歳の青年が、ロンドンとニューヨークで出版した『ダイヤモンドデザイン・副題:ダイヤモンドの中の光の反射と屈折の研究』の中で、高度のファイヤーを伴う最高の輝きを引き出すカット形状のプロポーションを計算し有名になりました。彼の名は数学者マーセル・トルコフスキー。その後、世界中の研磨業者が、トルコフスキーが計算したデーターを基に、ラウンド・ブリリアント・カットを完成させました。58面ラウンド・ブリリアント・カットが最高の輝き (光の量と強さ)を放つことが立証されたのはこの時でした。彼の定義が確立し、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出す完璧なカットが誕生したのです。 この ダイヤモンドは世界中で既に100年近く愛されています。

この偉大なるトルコフスキー理論は、完璧で理想的なカットを“58面体”と定義しました。
時代が流れ、コ ンピーターによるカット面の設計が可能となり、究極の“きらめき感”を表現できる多面体カットが次々に誕生しても、世界中のダイヤモンドの主流は58面体であり、トルコフスキーが創出した理想的なダイヤモンドは主役の座を譲りませんでした。
世界の市場は“きらめき”つまり、光の乱反射ではなく“明るさ” つまり光の量と強さを望んだのです。

John Kodama氏

2007年春、人生の多くを“ダイヤモンドの研究”に費やしてきたカナダ在住のダイヤモンドマンJohn Kodama氏は、ビジネスパートナーのWilliam Warthling氏と、Lenny Strnad II氏、そして、技術交流のあった株式会社ジュホウの技術者達に、斬新なアイデアを提案しました。

トルコフスキー理論による完璧な58面ラウンド・ブリリアント・カットに、更なる磨きをかけるというアイデアで、反射体としての完成度が高いパビリオンは伝統的なフォルムそのままに、ガードル上部に、“犠牲”のカット(せっかくのCt数が目減りしてしまう) を施し、これまでの入射光の上部への反射を、理論値で最大4倍の明るさにまで引き上げるというものでした。

技術力に定評のあるダイヤモンドカッター・William Warthling氏が中心となり、Kodama理論によるダイヤモンドの試作が始まりました。プロジェクトに関わる仲間達は米国・ラスベガスで開催されたJCKショーで顔を合わせ、様々な技術協議を重ね、夏には、その究極のカットをほぼ完成させました。このカット技法はCrown-K-Cut(特許出願中)と名付けられました。トルコフスキー理論による理想的なダイヤモンドのパビリオンを残したまま、ガードル上部にCrown-K-Cutは付加されています。 その特徴は何と言っても“ブリリアンシィ”です。反射光は「強く」「白く」輝きます。

さらに、クラウン面からも、漏れの無い光の上部反射が見られるので、一般的なカットのダイヤモンドに比べて、最大で4倍ほども輝くのです。その結果、これまでの理想カットダイヤモンドと比較しても、Crown-K-Cutが施されたダイヤモンドの方が、正面から見た際に「ひとまわり以上」大きく見えてしまいます。もちろん、ガードル上部の体積が減少する分は犠牲となり、カラット(重さ)は少なくなりますが、ガードル直径は犠牲にはならず、例えば理想カットダイヤモンド1Ctの直径と、WLDの0.90Ctの直径は、物理的には同じもしくはより大きいので、肩の部分がより輝いている0.90CtのC-K-CのWLDの方が、一般の理想カットの1Ctより大きく、より輝いて見えてしまうのです。

ダイヤモンドの偉大なる歴史と伝統に敬意を払い、“犠牲”のカットと“仕上げ”の再構築により、新たな歴史を築き上げることになるCrown-K-Cutのダイヤモンドが、世界のダイヤモンド愛好家を驚愕させる、その時がやってきたのです。そして、世界で最も明るいダイヤモンド William-LennyDiamond が誕生したのです。