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パラスを知ろう!元素記号Pd、英語名Palladium。

輪工房の作品の中で「相聞」や「EVE」は人気の定番品として多くの皆さんに使って頂いています。それらの素材として輪工房だけで使用されている貴金属が「パラス」です。パラス合金の85%を形成するパラジウムは銀白色の金属で、耐食性に優れた白金族元素のひとつです。私達の住んでいる地球の地面(海底も含む)を形成する地殻全体の中には、わずか0.00000006%しか含まれていません。1803年、イギリスのウオラストンによって、ブラジル産の白金鉱石からパラジウムは発見されました。元素名は、前年に発見された小惑星パラス(Pallas)に因んでいます。そうです。新合金「パラス」もこの惑星の名前から名付けました。
亜鉛やニッケル、そして金・銀・銅を精製する際の副産物として、パラジウムは回収されています。パラジウムは耐食性を兼ね備えた金属です。毒性も弱いので、歯の治療用合金(通称:金パラ、正式名:金銀パラジウム合金)に使用されています。世界的に、ピアスや指輪などのように肌に触れるアクセサリーにも良く使用されており、プラチナよりもアレルギーの発生が少ない貴金属です。

パラジウムは環境素材として近年価格が高値で安定しています。これから将来パラジウムには多くの役割が期待されているのです。例えば、皆さん水素電池を利用した自動車なんかご存知ですか?その車を走らせるための電池はパラジウムが欠かせません。何故なら、パラジウムは水素化物(PdH3 または PdH0.75)として、自分の体積の約900倍の水素を吸蔵する性質があり、水素の精製に使われるからです。

また、パラジウムは主にロシアと南アフリカで生産されていますが、その供給を、ほぼロシア一国に依存している現状です。特に近年はロシアで産出量が激減しているため、大変入手が困難になっています。

そんなわけで「パラス」は未来に向けたスーパールーキーなのです。貴重で、多くの新技術が期待される大切な貴金属です。そんなパラスで、ふたりだけのリングを創ってみて下さい。

platinum.jpg

  • 2007年10月08日 07:23

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